おはようございます。
”4週間で幸せになる方法”、いよいよ最終週。第4週目の内容は、以下の通りです。
22日目 物も行動もシンプルにする
23日目 できることとできないことを、しっかり線引きしよう
24日目 「過程が大切」はきれいごとではない
25日目 ダイエット(生活様式)を整える
26日目 瞑想は心のトレーニング
27日目 最後は優雅に締めくくろう
28日目 幸せになるのは「今」だ!
まず22日目。「モノ」と「活動」の断捨離。
”自分にとってかけがえのない活動”と”惰性で流されているだけの活動”。これを見極めた上で、自分にとって本当に重要な活動に集中する。一度これをやって見て、一旦切り捨てた活動が実は必要なものであれば、もう一度再開すれば良い、と(118−119ページ)。
数年前まで、1週間のうちに一度も飲みに行く日が無いと無性に寂しくなり、部下を誘ったり銀座のクラブに通ったりしていましたが、ふと”惰性で飲みに行かなければ、と思っていること自体がストレスなのでは・・・”と感じ、ママに”1ヶ月出張で行けない”とウソの宣言をして断酒してみました。すると、これが快適。まさに”心が求めていない行動”を続けていたのだなあ、と。
一度経験すれば、日常の中で躊躇なく行動の”断捨離”をすることが出来るようになります。
次に23日目、”自分ができること”と”自分にはどうにもならないこと”の線引きをし、前者に努力を集中し、後者はやり過ごすか退出する。例として、パワハラ系上司をもった場合、①上司または自分の異動がかなうように、人事や経営に働きかける、②退職する、といった具合。
私の場合、新卒で入った会社では”自分ができること”と”自分にはどうにもならない”(能力的に出来ない、あるいは職責上すべきでない)ことの区別がつかず、なんでも抱え込んでしまう傾向がありました。結果的にそれが遠因となって退職しているのですが、”自分ができること”と”自分にはどうにもならないこと”の区別をできる能力があれば、さっさと上司に問題をエスカレート(当時はこれが出来なかった)して問題を回避することが出来たことと思います。
仕事の上では実践しやすいアドバイス(退職する、のオプションは経済的な基盤が必要ですが)で、部下を持つ身となった現在は”自分が出来ること”と”自分にはどうにもならない”ことの区別と、上司へのエスカレーションは折にふれ伝えています。一方、家庭、特に子供がいる場合はある意味逃げ道が無いところがありますね。
26日目では瞑想について触れられています。細かい差異があるのかもしれませんが、ビジネス界では”マインドフルネス”(mindfulness)と言われ、研修等で取り入れられることが増えてきました(私の勤務先も)。
と言っても、日中、瞑想の時間をとるのはなかなかに難しい。私が実践しているのは、Apple Watchの活用。”呼吸”アプリがインストールされており、適当なタイミングで深呼吸の実施を促してくれます(もちろん、無視してもよい)。ミーティング等で人と会っている時は無理ですが、この機能を活用して瞑想の時間をとるようにしています。
4週間、実際には4週間プラスアルファかかりましたが、過去の経験から”うんうん、そうだよね””これはできているな”と思えるところが多く、結構「幸せ」なのかな、というのが感想です。とは言え、例えば23日目の事例(パワハラ上司への対処)にあるように、やはり一定の経済的基盤を整えておくことが「心」の「幸せ」に必要と思ったことも事実。
セミリタイアの目標はさておき、「心」の領域の「幸せ」は主に本書のアドバイスに従いつつ、並行して「物」=経済的基盤の構築も怠らないようにしたいですね。
それでは。
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