「幸せ」に関する本
おはようございます。
おととい、amazonで予約注文していた内山直氏の新著“4週間で幸せになる方法”が到着しました。前著の“幸せの確率-あなたにもできる!アーリーリタイアのすすめ”の中から、“幸福”なマインドに達するための考え方や行動にフォーカスしたもので、4週間、1日1つの課題をやってみることで、幸せに生きるための行動パターン、思考を定着させることを狙っています。
実際に1日1記事を実行してどうなるか、今後数回に分けて記事にしてみたいと思いますが、今日は、この本を読んでふと思い出した作家について書いてみたいと思います。
その作家とは、(故)佐藤富雄氏。口ぐせ理論で有名な自己啓発作家で、1980年代から膨大な著書を出していました(この記事を書くにあたって調べたところ、2012年にお亡くなりになっていて、驚きました)。
私が佐藤氏の著書を初めて手にしたのは、確か2006年頃。邦銀の「企画部門」なる、権力がありそうで無いような(この辺は人による)部署で行き詰まっていた頃。氏の「願いを口に出していれば、潜在意識が刺激を受けて、願いが達成される」、「住宅、車、身に付けるもの、遊び等、好きなことをやって『快感』を味わうことが成功への秘訣」といった考えに惹かれました。
で、なぜ内山氏の新著から佐藤氏を思い出したかというと、3日目の課題、”日にあたろう!体を動かそう!そして笑おう!“で勧められている、朝日を浴びてセロトニン神経を刺激する、というところで、「そう言えば佐藤氏もそれを盛んに言っていたな」と思ったから。お二人ともに医療関係(佐藤氏は医師では無いが、医学博士)という共通点があるからでしょうか。
面白いのは、お二人の考え方の違いと、それを受けとめる自分。佐藤氏はより世俗的な「成功」を志向していて、高齢になってもタワマン高層階に住むとか、AudiTTに乗る(確か色は赤だったと思う)、といった「快」を「口ぐせ」の成就として披露していたのに対し、内山氏のより内省的な考えでは、こういったものは(おそらく)「地位財」としてネガティブに捉えられそう。